ウェブ会議と書面提出システムによる民事裁判のリモート化が実務的に進んでいて、大問題がなければ、このまま本格的に定着することになりそうです。
いまのところ代理人(弁護士)がついている裁判メインで運用が進んでいますが、これから対応できる企業や個人の当事者にも利用が広がっていくと思います。
これまでのFAXや紙ベースの書面提出、期日調整のために裁判所に出向いていた当事者、代理人、裁判所の負担が無理なく軽減することが期待されます。
弁護士も、裁判期日の用意や行き来のための時間の使い方が変わり、法律事務所の場所や会議室、執務エリアのあり方もあらためて合理化が必要になってきたと感じています。
弁護士 竹村公利